新型コロナクライシス下(緊急事態宣言)での待機手術に対する提言(日本血管外科学会編)掲載のお知らせ
日本血管外科学会会員の皆様へ
日本血管外科学会会員の皆様、新型コロナウイルス感染症の対応で、日々、大変な状況で診療を行っておられることと思います。SVSやACS並びに日本外科学会から" 新型コロナウイルス陽性および疑い患者に対する外科手術に関する提言 "が出されています。この度、日本血管外科学会発信の、動脈瘤やPADなど主な血管外科疾患に対する" 新型コロナクライシス下(緊急事態宣言)での待機手術に対する提言 "を策定致しましたので報告いたします。
新型コロナクライシスは刻一刻と変化し、各地域の新型コロナ感染症の蔓延状況や各施設の医療キャパシティは様々であります。特に都市部では令和2年4月14日現在、いわゆるオーバーシュートと医療崩壊の瀬戸際にあります。従いまして、本提言は通常のエビデンスに基づいたガイドラインとは違い、まさに"提言"であり、最終的にはそれぞれの施設での適切な治療適応の選択が必要であることを念頭に、最適な対応がなされますようお願い申し上げます。
■新型コロナクライシス下(緊急事態宣言)での待機手術に対する提言(日本血管外科学会編)
令和2年4月14日
日本血管外科学会
理事長 古森公浩
策定委員 大木隆生
椎谷紀彦
東 信良
古森公浩